メタラボ(Meta Lab)のアメリカ東海岸初となる旗艦店が、マンハッタンの五番街にオープンした。
5階建ての同店は2フロアを使って、最新のAIグラスやVRヘッドセット(Meta Quest)など、メタ社のサービスを体験できる場となっている。

1階はAIグラスやVRヘッドセットを体験できるイマーシブルーム、2階は体験スタジオやカスタムショップになっている。
筆者もAIグラスを体験してみた。
カメラ機能に加え、音楽が耳元で聴けるのはありがたい。音響もクリアで非常に良い。
ほかにも通訳機能には驚いた。英語とスペイン語で試したが、相手が話す英語を耳元とアプリ上でスペイン語に即座に訳してくれるのだ。「必ず訳してほしい相手を見てください」とスタッフ。メガネだけかけて明後日の方向を向くと、うまく機能しない。
日本語機能が追加した日には、海外出張の多いビジネスマンに重宝されそうだ。


ニューヨークカルチャーの紹介として、1960年以降のスケートの歴史を辿るコーナーもある。

2階にはカフェ「Buddies Coffee Roasters」(元プロスケーター、テイラー・ナブロッキ&レイチェル・ニエベスが創業)もある。

一進一退、ネット企業の実店舗
メタラボのポップアップ店は2024年から25年にかけてロサンゼルス、ラスベガス、ニューヨーク(最新の旗艦店がある場所)に展開されてきた。
旗艦店は2025年にロサンゼルスにすでにオープンしている。Meta Lab Los Angeles
タイムアウト誌はこのオープニングを「インターネット(企業)でさえ実店舗という足跡を切望している」と報じた。
ネット企業の実店舗として思いつくのは、アメリカではAmazon Books(アマゾンブックス)だ。同店は2015年にシアトルにオープンしその後もニューヨークなど次々にオープンしたが、22年に全撤退した。
- アマゾンがリアル書店をニューヨークにオープン【初日レポート】(Yahoo!ニュース)
キャッシュレスコンビニのAmazon Go(アマゾンゴー)も2018年にシアトルで初店舗をオープンし、次々に全米でオープンが続いた。確かにオープン直後は話題になったが、その後はそれほどの勢いは見えず、ニューヨーク州内の各店舗は閑散としたイメージだった。今後は Amazon Goおよび Amazon Freshの全実店舗を閉鎖(一部はホールフーズマーケットに)する計画が発表されている。その理由として技術維持コストや運営コストが高く、利益率が低いことだとされている。ー参照
新たにオープンしたニューヨークのメタラボは10年リースということだ。これからの10年でこの地に根付いていくだろう。
Meta Lab New York697 5th Ave, New York, NY 10022
(Updated May 20, 2026)
ヘッダーイメージ: (c) Kasumi Abe
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