ニューヨークはいよいよ1年で最大のホリデーシーズン、クリスマスを迎えます。
この連休が終わると大晦日、そして新年に向けて、時の流れが加速します。家族行事としてのクリスマス、そしてホリデー期間中は休業店も多く、日本から訪れる方から「どう過ごせばいいか?」と相談を受けることも少なくありません(もっとも、観光都市だけに営業している店も実は多く、場所次第ではクリスマスや年末年始を十分に楽しむことができますが)。
今回は私が選んだ、この時期にニューヨークで訪れるべき「映えスポット」3選をご紹介します。
“Once-in-a-lifetime experience”(一生に一度は体験したい)スポットや体験の中から、このシーズンにおすすめの場所を優先順に並べました(観光日数が短く時間が限られている場合は、上位から優先することをおすすめします)。
① ロックフェラーセンターのクリスマスツリー

ロックフェラーセンターはこの時期、ニューヨークでもっとも行くべきスポットの一つです。
世界的に有名な巨大クリスマスツリーの今年の点灯式は12月3日でした。1月中旬まで毎日午前5時〜深夜0時に点灯されます(クリスマスイブは24時間、大晦日は午前5時〜午後9時点灯)。
今年のツリーはニューヨーク州内で伐採された高さ75フィート(約23メートル、6,7階建てのビルの高さに相当)のノルウェースプルース(オウシュウトウヒ)の大木。これに5万個以上のLEDライトと約430kgの巨大スワロフスキーの星が飾られています。
豆知識1. 約1世紀の歴史
ロックフェラーセンターのツリーは90年以上の歴史がある。67〜70階の展望台がある超高層ビルを含むこの一帯はロックフェラーセンターと呼ばれる複合施設で、この建設が始まったのは1931年。その年に建設作業員がクリスマスツリーを設置したことが1世紀にかけて続くこのホリデーイベントの伝統の始まりとされている。2年後に最初の一棟がオープンし、その年にロックフェラーセンターの最初のツリー点灯式が行われた(複合施設の中心部分が完成したのは1939年)。ー情報源
豆知識2. ホリデー後は再利用
ツリーの木は毎年(アップステートニューヨークなどの)森林の所有者から寄贈され、ここまで運ばれてくる。ホリデーシーズン後にツリーはリサイクルされ、木材として必要とする人々の住宅建材に使われる。ー情報源
Rockefeller Center Christmas Tree
ツリーのある広場は誰でも行き来できる
ツリーの点灯:12月3日〜2026年1月中旬
過去記事
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式(YouTube生配信)
ロックフェラーセンター観光ガイド:クリスマスツリー点灯式の注意点
ここにも立ち寄ろう
ロックフェラーセンターのツリーを見た後は、すぐそばの五番街にある「Saks Fifth Avenueのホリデーライトショー」を見るのもお忘れなく。
さらにはその五番街を歩いてみよう。シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン、ティファニーなど世界のラグジュアリーブランドが一堂に集まる通りで、外観もインテリアもホリデー仕様となり、見て回るだけでも楽しい。
The Saks Holiday Window Light Show 2025
それでも時間に余裕があれば、舞踏団「ロケッツ」のキックラインでお馴染み「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」も一見の価値あり。年末の風物詩で、ロケッツ結成は1925年(今年100周年)、初演は1933年と由緒あるニューヨークの伝統芸能に触れてみよう。
② ブルックリン、ダイカーハイツのホリデーライト

次のおすすめはここ、ブルックリンのダイカーハイツです。通常は一般の住宅地ですが、この季節はクリスマス仕様に一変し、街全体がまるで巨大遊園地のようになります。2階建ての高さほどもある巨大サンタクロースほか、雪だるま、トナカイ、お菓子の家などの電飾がそれぞれのお宅の外観や軒先に飾られています。
1980年代に始まったとされているこのホリデーイルミネーション。ライトアップされる主要なエリアは11〜13アベニューと83〜86ストリートの区間に集中しています。特に84ストリート周辺にはもっとも「映える」お宅が続きます。
見学は夕暮れ時〜午後9時ごろがおすすめ。
見学時の注意点
歩くと結構時間がかかるので、マフラーやニット帽などでしっかり防寒対策して臨もう。
年々訪問者や飾りの規模が増えていて人で混雑する。住宅街のため見学は歩道や車道からのみ。住民に敬意を払って見学しよう。
Dyker Heights Christmas Lights
83rd to 86th Streets between 11th and 13th Avenues in Dyker Heights, Brooklyn, NY あたり
ホリデーライティング:11月28日〜12月31日
記事を読む
これが住宅街!? ブルックリンでイルミネーションが大競演(ことりっぷ)
③ ブルックリン植物園のライトスケープ

ブルックリン植物園で開催される夜間のインスタレーション&イルミネーションショー「ライトスケープ」は、市内最大規模のライトショー。国内外のアーティストによる光と音楽の競演を、約1.6kmに及ぶトレイル(曲がりくねった小道)を歩きながら体験できます。
この植物園には1915年に開園した小さな日本庭園「Japanese Hill-and-Pond Garden」があり、ここも少しお色直しされてホリデー仕様になります。
ハイライトは、トレイルの後半にある長さ約30メートルのトンネル「光の大聖堂」(Winter Cathedral)。まさに魔法の国を歩いているかのような錯覚に陥ります。
夕暮れ時の景色も素晴らしいので、完全に日が暮れて到着するのではなく、日が暮れる前に到着すると良いでしょう。
園内には売店やバーもあります。屋外は寒いのでホットワインやホットココアで体を温めましょう。土産店はスタート地点にあります。
Lightscape at Brooklyn Botanic Garden
11月21日〜2026年1月4日まで。
入場料:一般29〜44ドル、子ども15〜28ドル
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海を越え愛され続けるNYの「リトル日本」。思わず息を呑む「ホリデー仕様の絶景」に地元民の反応は(Yahoo!ニュース)
Lightscape at BBG & Japanese Garden ブルックリンの日本庭園もホリデー仕様に
ここにも立ち寄ろう
時間があれば、早めに行ってすぐそばのブルックリン美術館に立ち寄るのも良いだろう。1823年に創設し、古代エジプト美術から歴史的な名作、現代アートまで展示している。ミュージアムショップにはセンスの良い土産品もそろっている。
そのほか、ここもおすすめ
▪️ブライアントパークのウィンタービレッジ
園内にはアイススケートリンク、土産選びにおすすめのホリデーマーケット、おしゃれなバー&レストラン、カフェもある
▪️ニューヨーク市博物館のジンジャーブレッドNYC
雪景色に彩られたミニチュアの街並みをジンジャーブレッド(焼き菓子)で再現したアート作品の展示
- ニューヨーク市博物館とは?
クリスマス関連 過去記事
日米でこんなに違う「プレゼントの習慣」。アメリカ人がプレゼントにつける「意外なもの」の正体(現代ビジネス)
ヘンリー王子&メーガン夫人のクリスマスカードに「メリークリスマス」と書かれていない理由(Yahoo!ニュース)
過去のクリスマス関連のブログ(Excite)
とにかくこの季節はニューヨーク中がキラキラとした電飾で飾られ、1年でもっとも輝きます。訪れる方は防寒対策をしながら楽しんでください。
記事を最後までお読みいただきありがとうございます。皆さまも素敵なクリスマス&年末年始をお過ごしください✨
ヘッダーイメージ:Dyker Heights, Brooklyn (c) Kasumi Abe
Text and photo by Kasumi Abe(Yahoo!ニュース エキスパート「ニューヨーク直行便」(c) 安部かすみより一部転載) 本記事の無断転載禁止
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