ニューヨークで焼酎の試飲イベント「Shochu Rising 2026」 11月は対象レストランで特別メニューを提供

ニューヨークで11月1日と2日、九州の本格焼酎の試飲イベント「Shochu Rising 2026」が開催された。

飲食業界の関係者を対象にしたこのイベントには、九州の9蔵元が参加し、各ブースで20銘柄以上の本格焼酎を紹介した。

会場となったミッドタウンの日本食レストラン「WOKUNI Broadway(ウオクニ・ブロードウェイ)」では、ペアリング用の寿司やサイドメニューの試食も用意された。

参加者は料理と焼酎を味わいながら、焼酎の提供方法やレストランのメニューへの取り入れ方など、米国市場における新たな可能性を探った。

試飲会に参加した9蔵元

  • (福岡県)西吉田酒造
  • (熊本県)高橋酒造
  • (大分県)三和酒類、八鹿酒造
  • (鹿児島県)薩摩酒造、西平酒造
  • (宮崎県)落合酒造場、渡邊酒造場、霧島酒造
Two people pour beverages from bottles at a table covered with various drink containers and cups.
© Kasumi Abe

主催者によると、ニューヨーク州法の改正により、アルコール度数24度以下の商品は「SHOCHU」と表示して販売できるようになり、ソフトリカーライセンスのみを持つレストランでも提供が可能になった。このイベントは、こうした制度変更を追い風に、ニューヨークでの本格焼酎の認知度向上を目指すものだ。

会場には片平聡・在ニューヨーク総領事・大使も登壇し、参加者に「それぞれのお気に入りの焼酎を見つけてほしい」と呼びかけた。

焼酎にまだなじみのない人にも理解を深めてもらおうと、カクテルバー「Ms. Alice」のジェネラルマネージャー、スティーブン・フランツ(Steven Franz)氏による焼酎の解説セミナーもあった。

11月は焼酎月間(Shochu Month)

イベントと連動し、11月1日から30日まで、ニューヨーク市内の対象レストランで「焼酎月間(Shochu Month)」が催される。

期間中、参加レストランでは本格焼酎のペアリングメニューが提供される。料理との組み合わせを通じて、焼酎の多彩な味わいや新たな楽しみ方を知る機会となる。

参加レストランや詳細はこちら。↓

イベントの様子↓

【取材後記】  この20年でニューヨークのリカーショップも変化があり、焼酎が普通に売られるようになりました。イベントでは少しだけ味見させていただきましたが、お寿司などと合って美味しかったです。特に宮崎の赤江(Akae)という紫芋焼酎はほのかにスパイシーな生姜のフレーバーがあり、これまでに出合ったことのない記憶に残る味でした。また奄美大島では、つまみとして原料の黒糖をかじりながら焼酎を飲むのを「親子飲み」って言うそうです。

ヘッダーイメージ: © Kasumi Abe

Text, photos and video by Kasumi Abe 無断転載禁止

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