日米首脳会談 高市首相のある動きが「失礼」と受け取られかねない理由

19日、高市首相とトランプ大統領がホワイトハウスで首脳会談を行った。

筆者によるリキャップ

会談の最大の焦点

イラン情勢を含む中東危機への対応

トランプ大統領は日本など同盟国に対し、封鎖状態にあるホルムズ海峡への艦船派遣を求めており、海峡の安全確保の協力体制について協議すると述べた。「日本は責任を果たそうとしている。NATO(北大西洋条約機構)とは違って」と発言した。

さらに記者から、なぜ同盟国にイラン攻撃を事前に知らせなかったのかと問われると、トランプ大統領は、サプライズ(奇襲)だったため「事前にどの国にも知らせていなかった」「知らせるべきでないこともある」とし、旧日本軍による真珠湾攻撃に言及し「サプライズについて日本以上に詳しい国があるだろうか?パールハーバー前に日本は知らせただろうか」と述べた。

握手が心配になった

筆者はこの会談で、ほかに気になった点が2つある。

一つは握手だ。

高市首相は日本出発時とアメリカ到着時に、右手に手袋のようなものを着用していた。以前自身のXで、選挙期間中の握手で手を強く引っ張られ痛めたこと、また関節リウマチの持病があり手が腫れたと説明している。この点について警備体制の課題を改めて考えさせられる。安倍元首相の事件を経験した日本において、リーダーが聴衆と至近距離で接触するリスクは大きい。 安全確保の観点から、聴衆との握手を含む接触は見直されるべきではないかと感じた。

関節リウマチは痛みを伴うことが多いそうだが、アメリカでの挨拶は握手が基本だ。しかも会談の冒頭でトランプ氏との握手があった。

アメリカの特にビジネスの場では、相手の目を見てしっかりと力強く握手をするのが基本だ。もし手先だけのフニャッとした握手をする人がいたとしたら「この人とビジネスをして大丈夫だろうか?」と、相手は不安に思うだろう。

中でもトランプ氏は、非常に強い握手をすることで知られている。

過去記事

高市首相の握手時の表情は穏やかだったものの、会談中は左手で右手を覆うようにしていた(あくまでも筆者の憶測だが、痛みがあるボディランゲージでは?と少し心配になった)。

アメリカ滞在中は人に会うたびに握手の連続となる。(痛みに関してはあくまでも筆者の想像が含まれることだが)握手によって万が一、痛みが少しでも伴うのなら、外交の場では、必要に応じて日本サイドからアメリカサイドに健康上の事情を共有することもあり得る。リーダーの健康は国家運営に直結するため、無理をしない環境づくりや周囲の配慮が不可欠だと感じた。握手の際には事情を説明して握手を遠慮する、もしくは柔らかく握手をしてもらうという方法もあるように思う。

どちらにせよ、高市首相はどうぞ無理せず、お身体を大切にしてほしい。

handshake between businessman and businesswoman
Photo by Ketut Subiyanto on Pexels.com

国際ビジネスのマナ:時計を見ることについて

この会談で筆者が最後に気になったもう一点は、高市氏のちょっとした仕草だ。

会談がお開きとなった後、高市氏は腕時計を確認するような仕草を見せていた。アメリカを含む国際的なビジネスや外交の場で、相手がまだ目の前にいる場で時計を見ることは「早く切り上げたい」というサインと受け取られることがある。神経質になりすぎる必要はないが、一般的なエチケット違反と見られないようにするためにも少し注意が必要だ。

注意して見てみるとわかるが、世界のリーダーたちは会談中(それが終了した後でもカメラの前では)、基本的に腕時計を見たりすることはない。

高市氏がどういう意図で時計を見るような仕草を見せたのかは不明だが、もしスケジュールが心配だったのであれば、多忙な時間管理は側近に任せるのが賢明だ。首脳同士が座っていてカメラがまだ回っている(映像が世界に配信されている)最中は、集中もしくはリラックスしている姿を見せるのが理想的だ。

Header Image: トランプ大統領のイメージ写真

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Text by Kasumi Abe (Yahoo!ニュース エキスパート「ニューヨーク直行便」(c) 安部かすみより一部転載、加筆) 本記事の無断転載禁止

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