米高速艇とキューバ沿岸警備隊が銃撃戦 アメリカ側4人死亡、6人負傷

気になるニュースが入ってきた。

25日、アメリカの高速艇がキューバの領海内で同国の沿岸警備隊と銃撃戦となり、高速艇の乗組員4人が死亡、6人が負傷しキューバ側に拘束されたという。

キューバ内務省の発表によれば、同日午前に米フロリダ州登録の高速艇がキューバの領海内に侵入したため、キューバの沿岸警備隊が接近したところ、米高速艇の乗組員が発砲し、キューバ側が応戦したという。この発砲で沿岸警備隊の司令官も負傷した模様。また高速艇の乗組員の死傷者は全員、アメリカに住むキューバ人(Cuban residents of the U.S.)だという。

ルビオ米国務長官(キューバ系米国人)は米軍や米政府関係者の関与を否定し、キューバ政府から提供された情報をアメリカ側で独自に検証する必要があるとした。

両国の関係は複雑だ。

フィデル・カストロ氏(キューバ革命を成功に導き、半世紀近く国を率いた元国家元首。2016年死去)が1959年に権力を掌握して以来、両国は政治的敵対関係にある。1962年のキューバ危機(核危機)を乗り越えた後も、アメリカによる経済制裁は長期にわたり継続。オバマ政権下で外交関係は改善したが、トランプ大統領(第一期)以降、再び制裁が強化されている。ー資料

筆者は取材などでキューバをこれまで何度か訪れ、その都度レポートしてきた。米フロリダ州マイアミからキューバの首都ハバナに飛行機で向かった際も、たった1時間ちょっとの距離なのにまったくの別世界であることに驚いたのだった。

米フロリダ州には国を逃れて来た多くのキューバ出身者やキューバにルーツを持つ人々が住んでおり、ニューヨークタイムズは関係者の話として、今回の銃撃事件に関わったのはキューバから親戚を国外に脱出させようとした米民間船舶である可能性を報じた。

NBCニューも高速艇に乗船していた米在住キューバ人10人が武装侵入(テロ)を企てていたとするキューバ側の発表を報じた。

この事件により両国の緊張が一段と高まる恐れがある中、アメリカのバンス副大統領のホワイトハウスでの記者会見でなどから、懸念したほど最悪の状況でもなさそうだ。

ヘッダーイメージ: Cubaイメージ写真

最新情報はSNSで更新中

✎ Follow me on social media

Text by Kasumi Abe 安部かすみ 本記事の無断転載禁止

⭐️ 最後までお読みいただき、ありがとうございます。この記事が良いと思ったらgoodボタン(⭐︎)と一番下の「FOLLOW」から「メール配信登録」(or ブックマーク)をお願いします。皆さんからのリアクションは今後の活動の励みになります(登録者のみにお届けする記事あり)

なお、本ブログは安部かすみ個人が運営しています。ここで掲載した下記のスポンサーサービスをご利用いただくと、当方にも収益が還元されます。活動を継続するための支えとなりますので、必要なサービスがありましたら、こちらのページからお申し込みいただけますと幸いです。

PR 海外行くならWIFIレンタル

PR


Sponsored by Trip.com, Preply & WISE


  • 海外旅行や留学が決まったらWISE(ワイズ)デビットカードを作ろう!支払いも海外送金も手数料が断然安い(日米ユーザーの私が自信を持っておすすめ)
  • $600のトランスファーまで手数料が無料になるリンク


Discover more from 𝙽𝚎𝚠 𝚈𝚘𝚛𝚔 & 𝙱𝚛𝚘𝚘𝚔𝚕𝚢𝚗 住んでいるように旅する

Subscribe to get the latest posts sent to your email.

Leave a Reply