ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスノーボード女子スロープスタイルで、深田茉莉選手が金メダルを、村瀬心椛選手が銅メダルを獲得した。
13日の男子ハーフパイプでは戸塚優斗選手が金を、山田琉聖選手が銅を獲得したばかり。先日のフィギュアスケートのりくりゅうペアの金メダル獲得もそうだが、世界の強豪を差し置いてポディアムに立てるって大したもんだな〜と感心しながら観ている。
夏季五輪のスケボーもそうだが、日本はこの手の細かい技術や芸術性が重視される競技が強いんだなと改めて思った。
チームUSA(232選手)も今大会は健闘し、現時点で金7(男子スピードスケート、女子モノボブ、女子アルペンスキー スラローム、フィギュアスケート団体など)、銀11、銅6の計24メダルを獲得している。
アメリカのスノボは長きにわたってショーン・ホワイトが強かった。近年はクロエ・キムが健闘し今大会ではハーフパイプで銀メダルを獲得したが、金メダルには及んでいない。
アメリカ生まれのスノボ。60〜70年代に誕生し、ジェイク・バートン、トム・シムズなど先駆者が改良を重ねて80年代に競技化。98年の長野五輪で正式種目になった。これほど優秀な日本人選手が多いのは、小柄な体格でもトリックの習得や安定性で有利な点だろうか。
また基本的に雪がないとできないし(室内競技場を除く)、スケートも含めてお金がかかるので、アメリカでは庶民が幼少期から気軽にできる競技ではなく、富裕層のスポーツとして捉えられている。よっぽど近所に雪山があるとかスポンサーがいるとかでない限り、定期的な練習は難しい。
かく言う私は20代の頃、毎週末車で4時間かけて雪山に通い、スノボに明け暮れる日々を送っていた。高校の修学旅行(長野)でスキーを初体験して以来、たまに滑る程度だったが、社会人になり勤務先に同僚のスキー仲間ができてスノボに転向し、のめり込んだのだった。
初日は生まれたての子鹿のように板にも乗れなかったことを思い出す。
スノボ教室にまず入ったが、そこで学んだ最初のテクニックは「転び方」だった。スキーもスノボも、転んだ際に頭を強く打ち付けないよう、転んだ時の正しい対処法が大切。
スノボを初めて滑ることができるようになったのは、雪山に通い出して4回目だった。
そして初心者だった私はスノボを体得しながら、自ら面白いことを学んだ。この学びは後年、生きていく上での教訓として驚くほどピッタリハマったのだった。

人生に生かせる大切な「学び」
スノボの教え、その(1)
人は見た方向に向かう(進む)
滑る際、上体は上げた腕を進みたい方向に向けるというのが基本だ。同時に「視線」も非常に大切。なぜならボードは自分が「見た」方向、そして腕を上げた方向に勝手に進むから。
逆に進みたくない方向がある場合は見ないこと。
スノボの教え、その(2)
少し先を見る
車の運転と一緒で近くを見ると怖くなる。足元を見るのではなく、遠く(かなり先)を見る。
スノボの教え、その(3)
滑れる人の後をついて行く
これは滑ることができるようになった時に自ら気づいた。それまで怖くて滑れなかったのに、スイスイと滑る友人の後について行ったところ、あら不思議「自分も滑れるじゃん!」となったのだった。
冬季オリンピックでスノボ競技を見て、改めて昔学んだこれらの「教え」を思い出したのだった。

長く生きていると、人生は思うようにいかない、想像した以上のことが起こるものだなぁと思うと同時に、自分が見た通り、思った通りの方向に進んでいくものだなとも思う。
今後も進みたい方向があるのなら、その方向を見ることが大切なのだろう。逆に自分が進みたくない方向(未来)があれば見ないこと、考えないことが大切。だって考えれば考えるほど、心配すればするほど、自分が見た方向(未来)に進んでいくからだ。
ほかのスノボの教えも人生の教訓として落とし込める。
(2)は井の中の蛙になるなということ。また今の状況で判断するのではなく少し先を見据えて行動することが大切だという教え。
(3)は勝友(良い手本、私は勝手に大谷翔平選手を心の勝友にしている笑)を持ち、その人についていくこと、その人の勝因を見て学ぶこと、良いところは真似することが大切。
また人生は必ず躓く時がある。しかし大切なのは正しい転び方と、そこからどう起き上がるかということ。
私は2002年にニューヨークに移住後、ペアダンスを本格的に学ぶようになったのだが、驚くことにスノボで学んだことがダンスにもストンとそのまま活かせたのだった。
ダンスを通した「学び」はまた別の機会に書くとしよう。
ヘッダーイメージ: スノーボードのイメージ
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Text by Kasumi Abe 文責・安部かすみ 本記事の無断転載禁止

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