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今、知っておくべきアメリカのニュース
18日、トランプ大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子はホワイトハウスで会談した。皇太子にとっては「ある事件」後、初となる訪問となり、世界が注目した。
ジャマル・カショジ 殺害事件とは?
ある事件とは2018年、米ワシントンポストのサウジアラビア系ジャーナリスト、ジャマル・カショジ氏が、イスタンブール(トルコ)のサウジアラビア領事館内に入った後に行方不明となり、領事館内で殺害されたとみられる事件のことである。カショギ氏はサウジアラビア政府に批判的な立場をとっていた。
これについてはバイデン政権下の2021年に国家情報長官室(ODNI)の報告書が公表され、米情報機関により、ムハンマド皇太子がカショジ氏の拘束または殺害計画を指揮していたと結論づけられている。
米記者が激しく問い詰めるも
今回の会談で米ABCの記者がこの事件と、さらには、9.11同時多発テロ事件(ハイジャッカー19人のうち15人がサウジ国籍者)について触れ、ムハンマド皇太子がこの場に招かれていることは遺族にとって「怒り心頭だ」と批判した。
この記者が「なぜ(どのようにして)アメリカ人は信頼できようか?」と尋ねると、トランプ大統領はどこの記者かと聞き返し、記者はABCニュースだと答えると「(ABCは)フェイクニュースだ」「最悪な(メディアの)一つ」と一刀両断した。そして「皇太子は何も知らなかった」「そのような質問をしてゲストを困惑させないでほしい」と伝えた。
時々笑みを浮かべながら余裕の表情でやりとりを聞いていたムハンマド皇太子は、自分でも答えたいと言い、これらの出来事については痛ましいことであるとしながら「リアリティ(現実、事実)にフォーカスする必要がある」と述べた。
その現実とは、9.11を計画した故オサマ・ビン・ラディン容疑者はサウジアラビア人を利用してアメリカとサウジアラビアの強固な関係を壊そうとしたのだという皇太子なりの見解だった。 またカショジ氏の殺害については、サウジアラビアは適正な捜査を行い、このようなことが二度と起きないようにシステムを改善し、今後も最善を尽くすと答えるにとどまった。
Text and Curated by Kasumi Abe 安部かすみ 本記事の無断転載禁止
Video
サウジ皇太子とトランプ米大統領、カショジ記者殺害と9/11について記者に質問され(BBC News Japan)
Trump slams ABC reporter asking about 9/11 and Saudi Arabia(LiveNOW from FOX)
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