ブラウン大学の銃乱射犯はロッタリーで永住権を得た移民だった

13日、名門アイビーリーグのブラウン大学(ロードアイランド州)で発生した銃⁠乱射事件の容疑者でポルトガル国籍のクラウディオ・ネベス・バレンテ(48)が、ニューハ​ンプシャー州の倉庫内で、自らを銃で撃ち、自殺遺体で発見された。 容疑者は20年以‌上前にブラウン大学に通っていたが、博士課程で中退したと報じられている。この容疑者は15日にも、同じくポルトガル出身のマサチューセッツ工科大学の教授​宅で教授を射殺したと見られる。 バレンテ容疑者は、アメリカの永住権抽選プログラム*によって合法的に入国し、永住権(グリーンカード)を取得した移民だった。 グリーンカードロッタリーとは、移民国家アメリカが、移民構成の多様化を目的として家族や縁故のない外国人に就労や永住の機会を合法的に与える特別なプログラムのこと。90年代に始まったこのプログラムにより、毎年最大約5万5000件の永住ビザ(グリーンカード)がランダムに割り当てられている。 例えば「DV-2024」には世界中から2218万人を超える応募があったとされる(この数は適格な応募のみの集計であり、要件を満たさない応募も含むと実数はさらに多かった可能性あり)。移民数が比較的少ない日本国籍者も対象(出生地が日本以外では応募できない場合あり)。 筆者が初めてこの制度を知ったのは90年代だったか。プログラム開設時、テレビで特集されていた。宝くじのように永住権を外国人に割り当てるなんて、アメリカってやっぱりすごい国だと驚いたもの。 知り合いにも何人か当選者がいる。運試しで日本から応募した人。アメリカに住んではいたがビザ問題で悩み帰国しようとしていた矢先に当たった人もいる。そしてその後、アメリカに住み続けている人もいれば、仕事や言語でつまづき永住権を放棄して帰国した人など様々。 さてそんな夢の宝くじ的なプログラムだが、今回の容疑者をはじめ、過去にも同プログラムで永住権を得た凶悪犯が存在する(以下は一例)。 グリーンカード抽選プログラムは、移住を夢見る外国人にとっては確かに素晴らしい制度だ。しかしアメリカの人々にとって不利な状況になっているという見方もある。 バレンテ容疑者による殺人事件の後、クリスティ・ノーム国土安全保障長官は、トランプ大統領のビザプログラムを一時停止する意向を発表した。完全に停止になるかどうかは今後議会の判断に委ねられる。 日本には永住権のロッタリー制度はないとはいえ、このような移民による重大犯罪の問題は、一部の政治家や関係者の利権構造のもとで移民を大量に受け入れている日本にとっても看過できない現実であり、対岸の火事とは決して言えないのではないだろうか。 Text by Kasumi Abe 文責・安部かすみ  本記事の無断転載禁止 ⭐️ 最後までお読みいただき、ありがとうございます。この記事が良いと思ったらgoodボタン(⭐︎)とチャンネル登録ならぬ「メール配信登録」(or ブックマーク)をお願いします。皆さんからのリアクションは今後の活動の励みになります(登録者のみにお届けする記事あり) なお、本ブログは安部かすみ個人が運営しています。下記のスポンサーサービスをご利用いただくと、当方にも収益が還元されます。活動を継続するための支えとなりますので、必要なサービスがありましたら、こちらからお申し込みいただけますと幸いです。 PR 海外行くならWIFIレンタル PR Sponsored by Trip.com, Preply & WISE Discover more from 𝙽𝚎𝚠 𝚈𝚘𝚛𝚔 & 𝙱𝚛𝚘𝚘𝚔𝚕𝚢𝚗 住んでいるように旅する Subscribe to get the latest posts sent to your email. Type your email… Subscribe